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5人に1人高齢者 支え手減る一方(読売新聞/2009/01/29) 5人に1人高齢者 支え手減る一方(読売新聞/2009/01/29) http //www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/jiten/20090129-OYT8T00572.htm 日本は今、5人に1人が65歳以上という高齢社会を迎えています。そのスピードは世界最速で、各国が日本社会のありように注目しています。今回は、高齢社会の現状と背景を取り上げます。 総務省の調査などによると、2007年10月1日現在、65歳以上の高齢者は過去最高の2746万人で、総人口に占める割合(高齢化率)は21・5%です。13年には25・2%で4人に1人、35年には33・7%で3人に1人が高齢者となる見通しです。 高齢化は先進国共通の傾向ですが、日本の場合、急速に高齢化が進んでいることが特徴です。高齢化率が7%を超えてから、倍の14%に達するまでにかかった年数は、フランスが115年、スウェーデンが85年に対し、日本は24年と短いのです。 寿命が延びて高齢者が増えても、子どもがたくさん生まれれば、高齢化は進みません。ですから、高齢化が進んだのは、平均寿命が延びると同時に、少子化も進んだことが主な理由です。 寿命が延びたのは、医療技術の進歩や伝染病予防などが進んだほか、食生活など生活環境が改善したことが背景にあります。一方、少子化は、晩婚化、非婚化などが影響を及ぼしています。 高齢社会では、社会保障制度や経済の支え手が少なくなることが懸念されています。65歳以上の高齢者人口と15歳から64歳までの生産年齢人口(現役世代)の割合をみると、1960年には1人の高齢者に対して11・2人の現役世代がいました。それが、05年には高齢者1人に対し、現役世代は3・3人、25年には2・0人と予想されています。 高齢社会にはどのような対策が求められているのでしょうか。内閣府が04年に実施した「年齢・加齢に対する考え方に関する意識調査」(複数回答)によると、「公平で安定した年金制度の確立」(54・3%)、「高齢者の働く機会の確保」(38・8%)、「子育てをしやすい環境」(28%)が上位で、医療、介護サービスや公共交通の充実などを求める声もありました。 高齢社会というと、「負担」ばかりに目が行きがちですが、国は高齢化を社会変革の好機ととらえ、多くの人が「長生きしてよかった」と思えるような社会づくりを進めていくことが求められています。(大津和夫) (2009年1月29日 読売新聞)
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フルサト工業 本店:大阪市中央区南新町一丁目2番10号 【商号履歴】 フルサト工業株式会社(1973年2月~) 株式会社古里鉄工所(1959年5月19日~1973年2月) 【株式上場履歴】 <東証1部>2006年3月1日~ <大証1部>2006年3月1日~ <東証2部>2004年11月25日~2006年2月28日(1部に指定替え) <大証2部>1993年12月 日~2006年2月28日(1部に指定替え) <大証2部特別>1986年10月24日~1993年 月 日(2部に指定替え) 【沿革】 当社は、昭和21年10月大阪市福島区今開町に「古里鉄工所」の名称で発足し、ターンバックルの製造を始めました。その後、ターンバックルの需要が増加し、事業体として質的、量的な発展の必要から、社会的基盤を確立するため、昭和34年5月に株式会社古里鉄工所が設立されました。 昭和34年5月 大阪市福島区新家町に資本金200万円をもって、株式会社古里鉄工所を設立。 昭和38年9月 滋賀県水口町に滋賀工場を建設し、鉄骨建築用部材のブレースの製造を開始、利用者直販体制によるブレース、アンカーボルト、ボルト・ナットの販売を開始。 昭和39年4月 ブレースを規格化、標準化し量産化。 昭和43年6月 ハイテンションボルトの販売を開始。 昭和44年5月 大阪市福島区安井町に本社を移転。 昭和46年8月 埼玉県伊奈町に埼玉工場を建設。 昭和48年2月 フルサト工業株式会社に商号変更し、大阪市此花区西九条に本社を移転。 昭和48年3月 韓国馬山市に現地法人韓国古里工業株式会社を設立、ブレースの部品としてのターンバックルの製造を委託。 昭和50年11月 米国向けのボルト・ナット輸出業務を開始。 昭和52年4月 多用な需要に対応し、建築用鋲螺類以外に錆止塗料、切削砥石、溶接棒その他建築金物類など多種に亘る鉄骨建築用資材の販売を開始。 昭和53年4月 米国メリーランド州に現地法人Columbia Fasteners,INC.を設立。鋲螺類の販売を開始。 昭和55年3月 大阪市港区福崎に配送センターを設置。 昭和55年6月 大阪市西区立売堀に本社を移転。 昭和56年11月 韓国古里工業株式会社を売却。 昭和61年6月 滋賀工場がブレースの日本工業規格表示許可を取得。 昭和61年10月 大阪証券取引所市場第二部(特別指定銘柄)へ株式上場。 昭和62年11月 埼玉工場がブレースの日本工業規格表示許可を取得。 平成元年9月 栃木県芳賀町に宇都宮工場を建設。 平成5年12月 大阪証券取引所市場第二部銘柄に指定。 平成5年12月 当社出資比率100%子会社有限会社フルネット(現・連結子会社)を設立、各種代理店業務及び仕入商品の販売を開始。 平成8年7月 宇都宮工場がブレースの日本工業規格表示許可を取得。 平成9年3月 米国現地法人Columbia Fasteners,INC.を整理。 平成9年4月 埼玉県伊奈町に関東配送センターを設置。 平成10年8月 富山事業所がブレースの日本工業規格表示許可を取得。 平成11年6月 有限会社フルネットは27百万円増資し、株式会社わかばリースに社名変更及び株式会社へ組織変更。 平成11年9月 久留米事業所がブレースの日本工業規格表示許可を取得。 平成12年8月 ㈱ジーネット(現・連結子会社)が実施した第三者割当増資を引受けたことにより同社を子会社化。 平成12年12月 広島事業所がブレースの日本工業規格表示許可を取得。 平成14年4月 香川事業所がブレースの日本工業規格表示許可を取得。 平成14年6月 仙台北事業所がブレースの日本工業規格表示許可を取得。 平成14年8月 株式交換により、㈱ジーネット(現・連結子会社)を完全子会社化。 平成15年10月 大阪市中央区南新町に本社を移転。 平成16年11月 東京証券取引所市場第二部へ株式上場。 平成18年3月 東京証券取引所及び大阪証券取引所の市場第一部に指定。 平成19年1月 工業標準化法の改正に伴い、全事業所・工場が新JISマーク表示制度の認証を取得。
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ニコニコ動画/【Minecraft】ドラクエクラフトⅢ そして工業化へ… 2014-06-28 【Minecraft】ドラクエクラフトⅢ そして工業化へ… final【ゆっくり実況】 【Minecraft】ドラクエクラフトⅢ そして工業化へ… Lv.12【ゆっくり実況】 【Minecraft】ドラクエクラフトⅢ そして工業化へ… Lv.11【ゆっくり実況】 【Minecraft】ドラクエクラフトⅢ そして工業化へ… Lv.10【ゆっくり実況】 【Minecraft】ドラクエクラフトⅢ そして工業化へ… Lv.09【ゆっくり実況】 【Minecraft】ドラクエクラフトⅢ そして工業化へ… Lv.08【ゆっくり実況】 【Minecraft】ドラクエクラフトⅢ そして工業化へ… Lv.07【ゆっくり実況】 【Minecraft】ドラクエクラフトⅢ そして工業化へ… Lv.06【ゆっくり実況】 【Minecraft】ドラクエクラフトⅢ そして工業化へ… Lv.05【ゆっくり実況】 【Minecraft】ドラクエクラフトⅢ そして工業化へ… Lv.04【ゆっくり実況】 【Minecraft】ドラクエクラフトⅢ そして工業化へ… Lv.03【ゆっくり実況】 【Minecraft】ドラクエクラフトⅢ そして工業化へ… Lv.02【ゆっくり実況】 【Minecraft】ドラクエクラフトⅢ そして工業化へ… Lv.01【ゆっくり実況】 ◇◆『ニコニコ動画』へ
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本店:東京都千代田区九段北4丁目2番35号 【商号履歴】 ライト工業株式会社(1951年1月~) 株式会社ライト防水工業所(1948年9月28日~1951年1月) 【株式上場履歴】 <東証1部>1974年3月1日~ <東証2部>1961年10月2日~1974年2月28日(1部指定) 【連結子会社】 ㈱アウラ・ルガール 東京都千代田区 100.0% ㈱小野良組 宮城県気仙沼市 100.0% RAITO,INC. 米国カリフォルニア州 100.0% ㈱シーイー・クリエート 東京都千代田区 100.0% ㈱みちのくリアライズ 岩手県盛岡市 100.0% ㈱東北リアライズ 宮城県仙台市 100.0% ㈱九州リアライズ 福岡県古賀市 100.0% 【沿革】 昭和23年9月 株式会社ライト防水工業所を設立(宮城県仙台市) 会社設立後の変遷は次のとおりであるが、この間に特殊技術の開発、導入を積極的に進め、事業内容の拡充を図り、現在は法面保護工事、地すべり対策工事、地盤改良工事、杭・連続壁工事及び沈埋工法による下水道管敷設工事など土木工事を主体に事業を展開しております。 昭和24年10月 建設業法による建設大臣登録(イ)233号の登録を完了(以後2年ごとに更新) 昭和25年3月 東京支店を設置 昭和26年1月 ライト工業株式会社に商号変更。本店を東京都千代田区に移転 昭和31年3月 名古屋支店を設置 昭和32年5月 仙台支店を設置 昭和33年6月 大阪支店を設置 昭和36年7月 九州支店、札幌支店を設置 昭和36年10月 当社株式を東京証券取引所市場第2部に上場 昭和39年7月 広島支店(現 中国支店)を設置 昭和40年3月 新潟支店を設置 昭和48年11月 盛岡支店を設置 昭和49年3月 当社株式を東京証券取引所市場第1部に上場。建設業法改正により、建設大臣許可(特・般-48)第3660号を受ける。(以後、許可業種の追加を含め3年ごとに更新、なお平成7年より更新期間5年ごとに変更) 昭和49年11月 北関東支店、南関東支店(現 横浜支店)を設置 平成2年9月 株式会社ライト・トゥエンティーワン(現 トゥエンティーワン・クリエート)を設立(現 連結子会社) 平成4年4月 四国支店を設置 平成6年9月 株式会社エド・エンタープライズを設立 平成8年4月 株式会社ライト・スタッフ・サービス(現 アウラ・ルガール)を設立(現 連結子会社) 平成9年6月 米国に現地法人RAITO, INC.を設立(現 連結子会社) 平成10年8月 株式会社シーイー・クリエートを設立 平成13年4月 株式会社仙台リアライズ(現 東北リアライズ)、株式会社福岡リアライズ(現 九州リアライズ)を設立 平成14年6月 ソルデータ・ジャパン株式会社を設立 平成17年7月 シンガポールに現地法人RAITO SINGAPORE PTE.LTD.を設立 平成17年9月 株式会社小野良組の株式を取得(現 連結子会社) 平成17年11月 株式会社やさしい手らいとを設立 平成18年3月 株式会社みちのくリアライズを設立
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未来の社会 社会システム 未来の社会ではしっかりとした基盤があり、安心できる社会システムを誰もが望む。セーフティネットが張られておりトライ&エラーができる社会。失敗しても常のチャンスが来る。そういった環境では生き生きとしていられる。 未来都市はどうなっているのだろうか。それを考える仕組みの一つとしてフューチャーセンターがある。対話を用いて皆で答えを考え、発想を生み出していく。そこにはカフェテリア方式のようなオープン性が備わっている。 自然 人間をはじめ地球上の動植物は自然の中で生きている。そのため、自然と調和し自然を大切にしていく必要がある。自然と多く触れ合い、自然が欲していることを感じ取っていく。海を珊瑚でいっぱいにするように、常に自然が欲しているものに耳を傾けていく。 金は残らないが石は残る。人類が作り上げたものの原型は自然から生まれたものである。現代社会では工業化がすすみ効率の良い世の中となっているが、人類が自然の一部であることを忘れてはならない。 精神的社会 精神的に豊かな社会、それは誰もが望む未来の姿。モノが溢れかえる現代だからこそ、未来には心の充足を求めていく。明るい社会が形成され、時にはわびさびを入れながら、豊かな気持ちで毎日が過ごせていく。 一人ひとりが温かい心を持つことで社会全体が豊かになっていく。ブータンのように国民の多くが幸せと感じられるような国や社会。そこには愛情に溢れ、ハートフルな気持ちで生活をする。寄付が自然にできるような社会になっていきたい。 多様化 世の中には色々な人種や文化の人がおり、それぞれ異なっている多様化社会である。縦にも横にも関係性が広がっており、主義主張が人によって違う。社会としての一つの正解はなく、お互いを尊重して生きていく。 未来は働き方も多様化していく。日本国内においても副業や兼業など複数の所属が可能となり、いまよりもボランティア活動が活発になっていく。価値観や考え方が今とは異なっていき、好きなものも変化する。そんな多様な社会になっていく。 つながり 日本人が忘れることの無いであろう3.11の震災。このとき人と人とのつながりが再度確認された。一人ではなく、みなで気持ちやモノをシェアする社会。そこには強欲な人ではなく、お互いに分かち合える気持ちが必要となる。 身近な家族や近所、そして地域社会。そういったところでの密な繋がりが徐々に広がっていき世界中へとつながっていく。今にもましてオンラインツールの発達が予測され、国境を越える繋がりが増えていく。 社会情勢 現代抱える社会課題は未来も続いていく。高齢化や少子化。これによってたくさんの老人を少ない成人で介護していく社会へと向かっていく。長寿や核家族が増していき、血のつながった家族が減っていってしまう。 科学技術の発展はさらに続いていき、医学や科学の領域が人々の暮らしをゆたかなものにしていくだろう。電気自動車利用も今より広がっていき、エネルギーのあり方も変わっていく。人類だけではなく、自然界全体に寄与する形での発展が望ましい。 前のページ 次のページ ■
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C 高齢化・少子化社会・障害児〈者〉への対応 小項目 三計画(医療計画,健康増進計画,介護保険事業支援計画),健康日本21,健やか親子21,次世代育成支援対策推進法,新障害者プラン,介護計画,介護予防 100G13 「健やか親子21」の目標でないのはどれか。 a 思春期の健康教育の推進 b 妊娠・出産の安全性の確保 c 不妊への支援 d 育児不安の軽減 e 遺伝子診断の啓発 ○ a ○ b ○ c ○ d × e 正解 e
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AD1828(284ターン目) [#w4a2e82d] AD1832(286ターン目) [#xcdf02a6] AD1844(292ターン目) [#r34d8f9d] AD1860(300ターン目) [#s721e5ef] AD1864(302ターン目) [#m698274c] AD1872(306ターン目) [#saa30d01] AD1880(310ターン目) [#ybdbcdda] おまけ~最後の技術ルート~ [#cd2f2d2b] AD1828(284ターン目) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (AD1828(284ターン目)_R.jpg,nolink); 大量生産開始。 全土で一斉に工場と火力発電所の建設を開始する。 なお、旧ズールー都市群もすべて風車水車工房で埋め尽くし、生産都市として機能させる。 生産都市として機能させる場合の最大のメリットは早期にリターンが期待できることだ。 1 裁判所 2 ハンマー増幅施設 3 諜報施設 4 衛生施設 5 富or研究力にハンマーから直接変換 AD1832(286ターン目) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (AD1832(286ターン目)_R.jpg,nolink); 超一級生産都市ベルリンにて工業化達成。ついでにペンタゴンの作成開始。 一気に衛生が悪化したが見なかったことにする。 ハンマーがおかしいことになってるが、素ハンマーは71。それに繰越ハンマーが追加され、さらに増幅効果で3.1倍になっている。 ほとんどのユニットを1ターンで生産できるチート都市だ。 AD1844(292ターン目) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (AD1844(292ターン目)_R.jpg,nolink); ペンタゴン完成。軍事ユニットの経験値がさらに+2されるようになった。 ついでに電気も完成。風車と水車にコインが追加され、研究力がアップ。 次の研究は核分裂。 AD1860(300ターン目) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (AD1860(300ターン目)_R.jpg,nolink); 首都パリの状況。 ズールー戦後、国民国家から官僚制に戻すのを忘れていたためコインの増幅効果がないが、十分すぎるビーカー量。 もしもきちんと官僚制に戻していればあと約150ビーカーほど多いはず。 もうゲームの大勢は決しているため展開への影響はないが、官僚制の紹介レポなのにやってしまった。 AD1864(302ターン目) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (AD1864(302ターン目)_R.jpg,nolink); 世界から戦争をなくす秘密道具に向かい一歩前進。 次の研究は長距離砲とロケット工学。 AD1872(306ターン目) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (AD1872(306ターン目)_R.jpg,nolink); 長距離砲確立。 ロケット工学が飛行機からも列車砲からも開けるという考え方は面白い。 地球では19世紀半ばにフランスのジュール・ヴェルヌが「地球から月へ」という小説にて大砲で宇宙に行くというSF小説を世に出し、 後にツィオコルスキーが有名なツィオコルスキーの公式を発表し、その後ライト兄弟の初飛行という順序であった。 しかし宇宙のどこかでは飛行機から着想を得た星もありそうだ。 AD1880(310ターン目) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (AD1880(310ターン目)_R.jpg,nolink); 現在の技術状況。 仲良しこよしのハンニバルとチャーチルが2人3脚で技術を進めているためなかなか差が縮まらないが、特に問題はないだろう。 革命理念を広めて(現代編)へつづく おまけ~最後の技術ルート~ 官僚制経済である限り、後期工業化時代以降の経済力の伸び代の小ささは否めない。 拡張に成功している場合はともかく、非戦で来た場合前期工業化時代からは宇宙勝利までほとんど経済力は伸びないであろう。ピークの早さとのトレードオフの関係なのでそれは仕方がない。 だからこそ最後の技術ルートの選定は重要だ。少ないビーカーとハンマーを効率良く注ぐことにより勝利に近づけるのだ。 この時代まで勝利条件を引っ張ったということは勝利条件は3つ。 すなわち技術ルートを最後まで開発する宇宙勝利か、国連による平和的外交勝利か、制覇勝利や属国外交勝利などの軍事勝利である。 官僚制経済は非常にバランスが良いため、どれも目指すことは可能であるが、逆に言うと得意な勝利条件というのは存在しない。 多少の差異が目指す勝利条件の方向性を与える。ゆえに内政の方向性を決める最終段階である前期工業化時代においての内政方針により目指す勝利条件は異なるのだ。 今回はそれについて考えてみよう。 まずは宇宙勝利である。宇宙勝利は当然ビーカーが大きく必要であるので、代議奴隷解放制にて企業を設立して首都以外を農場と風車で埋め尽くし、専門家を多数雇うビーカー重視で進めてきた場合に目指す勝利である。 当然進むべき技術ルートはネットルートであり、医術でシド寿司、鉄道でマイニング社を設立した後は、コンピューターに向かって一直線に進もう。 このルートは実はハンマーもかなりのものを必要とするのであるが、企業と風車の力で首都以外はハイブリッド都市として機能するため十分なハンマーが期待できる。 ゆえにネットさえとれれば勝利は大きく近づく。 次に平和的外交勝利である。実はこれはどの内政方針を選んだかというのはあまり関係がない。さらにいうと立地もあまり関係がない。必要な技術はプレイヤーの外交能力だけである。 進む技術ルートはマスコミルートであり、マスメディアにより国連を設立した後は自身の外交センスを信じよう。 外交勝利はAI同士の不意な宣戦や自発的属国などのイレギュラーな事案も多い。ゆえにかなりの上級者向けの勝利であるが、前述したように立地によらない面白い勝利条件でもある。 そして軍事勝利である。軍事勝利に必要なのはとにかくハンマーであり、カースト国有化制にて首都以外を水車と工房で埋め尽くし、ハンマーを産出するハンマー重視で進めてきた場合に目指す勝利である。 進むべきルートはいくつかあり、産業主義の戦車と無線通信の爆撃機で勝負を決する電撃戦ルートや、核分裂とロケット工学にて核を解禁し世界を破滅に導く世紀末ルートが代表的だ。 なお、戦争による拡張でで宇宙勝利までに利益を得られる最後の時代がこの電撃戦の時代である。ただし生産都市としてでしか回収することは不可能であろう。 勝負を決すると決めた時点で研究はとめてしまって構わない。すべてを軍事に注ぐのだ。 最後に上記の勝利条件の代表には当てはまらないが、代議カースト制にて企業を設立し、首都以外を風車と工房で埋め尽くす、バランス重視であった場合はどうか。 この場合どの勝利条件にも進めるのでどれに進んでも構わない。すなわち、楽そうなほうを選べばいいのである。 あえて言うのならビーカーとハンマーのバランスが良いので高度航空術+複合材料+ロボット工学に進み、現代戦をするのも良いだろう。 現代戦はあっという間に戦争の決着がつくので、非常に楽。試していない方は試してみてはどうであろうか。 以上官僚制経済における後期工業化時代の技術ルートを考察してみた。前期工業化時代での方針によりある程度の差異はあるが、官僚制経済はビーカーとハンマーのバランスが良い。 ゆえにそのバランスの良さを活かすのが最良であろう。 ではまとめよう。 ビーカー重視ーーーーーー宇宙勝利 バランス重視ーーーーーーアドリブ ハンマー重視ーーーーーー軍事勝利
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テクノロジー解説/工業化時代 <<ルネサンスの技術へ 現代の技術へ>> テクノロジー解説/工業化時代 [#g2f39359] ファシズム - Fascism [#jfb63c27] 共産主義 - Communism [#q2fc58f0] 科学的手法 - Scientific Method [#s0a10b2f] 物理学 - Physics [#c598e484] 生物学 - Biology [#j3064ec4] 医術 - Medicine [#t9452e04] 電気 - Electricity [#bf6a0b21] 内燃機関 - Combustion [#o03d2c23] 核分裂 - Fission [#y0f09ec0] 蒸気機関 - Steam Power [#zeadbce6] 鋼鉄 - Steel [#b4888fd3] 鉄道 - Railroad [#na4444de] 長距離砲 - Artillery [#ccdc2a89] 大量生産 - Assembly Line [#v4ca119f] 産業主義 - Industrialism [#j43c9d2a] ファシズム - Fascism 分類 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cost) 必要技術 解禁技術 解禁ユニット 解禁建造物 その他の効果・解禁 生産系 2400 ナショナリズム大量生産 - (BtS)空挺部隊 (+ 施条、飛行機) ラシュモア山 警察国家(社会制度)(WL, BtS)最初に研究を終えると偉大な将軍を獲得永久同盟 軍事面は勿論外交面でも役立つ技術。 警察国家の公民が好きな指導者は多いが、その多くは戦争屋であるため、できることは多くはない。 永世同盟を結ぶ相手は良く考えて選ぶように。 「刑務所による厭戦感情-25%」「ラシュモア山による厭戦感情-25%」そして「警察国家による厭戦感情-50%」でめでたく厭戦感情を0にすることが可能になる(ゼウス像保有国除く)。人口による経済を行っていた国は都市の満足度が下がることを見越して警察国家に切り替える前後で奴隷ハンマーを使い帳尻を合わせておくといい 警察国家の「軍事ユニット生産のときのハンマー+25%」は軍ユニット生産を1ターン縮めるまでの効果は出にくいが、時折繰越ハンマーによるターン圧縮といった結果が起こりやすい (基礎ハンマー24の時溶鉱炉+25%工場+25%エネルギー+50%警察国家+25%とするとボーナス補正後ハンマー54、歩兵のコスト140により3ターンで生産後繰越ハンマー22、警察国家がない場合補正後48にて歩兵3ターンで生産後繰越ハンマー4) 空挺部隊は「飛行機を先に取り、(電気→産業主義)を経由する前にファシズム」の場合には海兵隊の代替としての存在(ただし歩兵との直接対決だと戦闘力1だけ劣る)として流用できる他、攻めている都市の防御部隊が少ない際に補給部隊を断つために都市を囲むようにパラシュートを囲んだり、多数の部隊で石油等の重要資源を占領して相手の補給生産を断つ(歩兵とならばいい勝負)等の戦術シミュレーションゲーム的な使い方が可能 ツリー的には行き止まりであるが、このテクノロジーを自力で取ったということはすなわち制覇系の勝利条件を目指しているということでもあるので、どの軍事テクノロジーを取った時点で全力で戦争にシフトするか等のプランが併せて必要になる 共産主義 - Communism 分類 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cost) 必要技術 解禁技術 解禁ユニット 解禁建造物 その他の効果・解禁 文化系 2800 自由主義科学的手法 - - クレムリン宮殿(BtS)諜報機関 国有化(社会制度)(WL, BtS)永久同盟(BtS)最初に研究を終えると偉大なスパイを獲得 クレムリンはできれば建てておきたい遺産の一つ。 WL以前はスコットランドヤード、BtSでは諜報機関を解禁しスパイ活動強化に繋がる。 国有化は都市数が多く国土が広い程に維持費の負担が軽くなる効果があり、さらにハンマーが+10%のボーナス、工房水車に+1食料ボーナスが付き、外国自国問わず企業の機能の一切を止める、という内政としての経済制度としてはたいへん豪華なものとなっている。特に工房の食料+1は平地に産業都市を作っていたところのメリットが大きいほか、奴隷解放を余儀なくされていた時の各都市のハンマー自給の大きな補助となる クレムリン宮殿は奴隷制あるいは普通選挙を選んでいる(将来的に選ぶ)時に有用となる 諜報機関は諜報値+8、さらに+50%でありスパイを使う場合は最上の施設の一つ 初到達者ボーナスに大スパイが付くが、ツリー上では行き止まりとなっている為、「ツリーの切り替え」と「国有化による内政のボーナス量の大きさ+大スパイ」とを天秤にかけることになる。ただし国有化を選ばない相手国や国有化の価値が低い相手国とのトレードに共産主義を用いても害があまりない為、トレードに自身を使えれば大きな弊害にはならないはず 科学的手法 - Scientific Method 分類 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cost) 必要技術 解禁技術 解禁ユニット 解禁建造物 その他の効果・解禁 科学系 2400 活版印刷(化学 or 天文学) 共産主義 (+ 自由主義)物理学 (+ 天文学)生物学 (+ 化学) - - アレクサンドリア図書館を陳腐化修道院を陳腐化 石油を発見(WL, BtS) アルテミス神殿を陳腐化 (BtS) パルテノン神殿を陳腐化 森林保護区(タイル整備) 近代兵器を確保し、敵にそれを取らせないためには石油の確保は死活問題。 自国や近隣諸国にドイツがいる場合ならなおさら。 BtSでは対戦車ユニットが強化されているのでそこまで重要ではなくなった。 最も懸念すべきは多くの施設を陳腐化させてしまうことにあり、各経済系都市に僧院を3つ以上立てていた場合は研究力の産出量の大幅低下は免れない。アレク図書館等遺産の陳腐化も招くため、科学的手法を経由することを決めた場合は中途半端なツリー進行を行わないようにすることを念頭に置いたほうがいい 軍事系国家の場合、自国の文化圏(の陸上)に石油が出るかどうかを早めに見極めることは大いに重要であり、石油がない場合戦車系とガンシップと航空系は確実に出せないため、石油が必須となる時代が来る前に石油保有国の石油保持圏を戦争で収めるか、あるいは属国にして献上させる等のプランが必要となる。そのため石油が可視となる科学的手法は早めに終えた方がこれらの準備がしやすい ツンドラ地帯に都市を置いてあった場合は保安林を植えるチャンスとなる。森林が見事広がれば「国立公園+民族叙事詩」によって無価値同然だったツンドラ系都市が偉人都市にはや代わりする。 この場合、民族叙事詩や偉人を作れる施設を殖民した直後から地道に作っておく、余計な建物が都市圏に建っていれば自軍の戦闘ユニットで壊しておく等の準備が有効となる ツリー的にはここから「軍事系の本番の入り口となる物理学」、「経済制度としては最上になりやすい内政系の共産主義」、「都市の規模や水準が一気に向上する内政系の生物学」に分岐し、いずれもその価値は高い。ただしこの先は研究費が若干上がっていくことに注意 物理学 - Physics 分類 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cost) 必要技術 解禁技術 解禁ユニット 解禁建造物 その他の効果・解禁 科学系 4000 天文学科学的手法 電気飛行機 (+ 内燃機関)長距離砲 (+ 鋼鉄、施条) (BtS)飛行船 - 最初に研究を終えると偉大な科学者を獲得ウランを発見 宇宙に逃げる気なら優先して研究するのが普通。 長距離砲や飛行機も解禁するので、軍事中心で進めるつもりでも覚えておくといいだろう。 ウランは艦船ユニットにとって石油の代替となり、ツリー進行によっては石油よりも早く入手できるだけでなく、内燃機関を通らずに戦艦等一部艦船を出すキーにもなりうる 飛行船は攻撃力は低いなれども初の完全間接兵器として機能し、攻城戦において使い捨て扱いであった攻城兵器の損傷率を少しでも下げる効果を持つため、結果的にロストハンマー量を減らす兵器として有用となる。また偵察飛行等の行動範囲が戦闘機よりも広いあたりも面白いところ 到達コストが他ツリーと比べ割高だった分初到達者ボーナスの大科学者の使いみちも悩ましいところ ここからのツリー展開としては「文化勝利へ向かうための電気」「内政重視国へのアンチ機関銃兵としての長距離砲」「一方的蹂躙が可能となる飛行機」への分岐となっており、電気と長距離砲は核兵器ラッシュの入り口でもある。いずれもいよいよ勝利条件の達成までの勝ち筋がクリアになってきた進行といえる。唯一飛行機だけは別ツリーの進化が特に必要であり、その場合は物理学自体をトレード材料としてでも内燃機関を急ぐべき 生物学 - Biology 分類 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cost) 必要技術 解禁技術 解禁ユニット 解禁建造物 その他の効果・解禁 科学系 3600 化学科学的手法 エコロジー (+ プラスチック or 核分裂)医術 (+ 光学)冷蔵 (+ 電気) - (BtS)国立公園 灌漑なしで農場を建設農場 +1#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Food)(淡水か灌漑が必要) 食料確保は偉人、特にこの時代以降の遺産や宇宙船造りに関係してくる偉大な技術者の確保に必要。 国立公園の偉人ボーナスは市民配置をしていなくても保安林さえ都市圏にあれば有効である点は覚えておきたい。衛生を考慮する必要が無くなり、製材所と保安林(技術者キャパシティは多くのケースで最大5人)を組み合わせることで生産都市としてのハンマー量をキープしつつ大技術者のみを狙って生産してもよし、完全に森林=保安林都市として機能させてしまい黄金時代用偉人都市として機能させるもよし 農場食料+1ボーナスは世襲統治を使っていた場合そうでない場合を問わず、1市民あたりの食料数を増やせる点で密度の濃い都市形成が可能になる点が大きなメリット。不衛生による工場建設&エネルギー供給施設建設がためらわれていた場合も、不衛生を減らす方向ではなく生物学の食料ボーナスで無理矢理賄って建設できる点もポイント。食料が無駄に余った場合は元農場だった場所に工房を建てて更なるハンマーを稼いでもよし、奴隷解放ならば小屋を建設しても若干の足しになる ただしここからのツリー進化は人口規模によるメリットを生かすタイプのテクノロジーが並んでおり、満足度が十分に確保できない場合は別ツリーに進むほうが理にかなっているところだが、医術による環境保護主義を採用すれば大半の不衛生施設は建造できるようになり、シド寿司社創立による大豊作大会も戦略としては面白い 医術 - Medicine 分類 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cost) 必要技術 解禁技術 解禁ユニット 解禁建造物 その他の効果・解禁 成長系 4500 光学生物学 遺伝子工学 (+ コンピュータ)(BtS)遺伝子工学 (+ 超伝導) - 病院赤十字(BtS)シド寿司 (+ 企業) 環境保護主義(社会制度) Civ4の中で最もいらない技術の一つ。 赤十字を建てる指導者はAIですら非常に少ない。 BtSで地位向上。遺伝子工学の前提技術になったほかシド寿司の創業にも必要。 衛生の必要も以前より高まった。 環境保護主義は「工場+エネルギー供給+その他不衛生施設」を多くの都市で建てたい場合などにある程度役には立つが、外国企業に進出されている時などは財政難を招くきっかけにもなりうる。 風車を多数建てている場合は食料2ハンマー2コイン4の土地が多数出来るため若干のフォローにはなるが、しかし生物学による不衛生のフォローが可能ならば国有化のボーナスには及ばないところではある シド寿司社は手持ちの魚介類&米を多数保持しているほどに本社支社の食料ボーナスが高まり、魚介類を多数保持している場合など(属国保有の資源含む)は環境保護主義を採用せずともその効果を補って余りある展開にもなりうるため、環境が揃っていれば試す価値はある。シド寿司社の為のテクノロジーと見る向きもある 加えて病院による衛生+3もいいフォローとなる。病院があると回復ペースが上がることで電撃的な侵攻を行いやすい。また赤十字は制覇勝利になりかけているときとうの駄目押しとして多数ある生産都市の1つが建てておく等したり、ウエストポイント持ちの都市に重ねて建ててさらなるエリート兵を作る手も面白い ツリーとしての実質最終駅となる遺伝子工学は宇宙船勝利の為だけに必要といっても過言ではなく、進化としては最終盤に行うことになる 電気 - Electricity 分類 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cost) 必要技術 解禁技術 解禁ユニット 解禁建造物 その他の効果・解禁 科学系 4500 物理学 核分裂産業主義 (+ 大量生産)無線通信冷蔵 (+ 生物学) - 掩蔽壕核シェルターブロードウェイ 風車 +1#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Commerce)水車 +2#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Commerce) BtSでAIにブロードウェイなどを建てられたら 相手の文化グラフを一応チェックしておくと良い。 主に内政向きのテクノロジーであり、若干のコインボーナスが加わる他は「バンカー」「核シェルター」といった間接攻撃からの都市防御を主とする解禁となる。しかし電気は軍事系勝利ルート、文化勝利ルート、宇宙船勝利ルート全てにとって関係のあるテクノロジーとなっており、ここからどうツリーを選ぶかは勝利条件への最終決定にも繋がっていく コストの高さからも文化勝利狙いのプレイヤーにとってこそ先に開発する理由のある重要なテクノロジー(兼ルート)であるといえる。文化勝利狙いで先駆けて開発した場合はブロードウェイの建設を狙ってみたいところではある 軍事ルートとしては「戦車と海兵隊、戦艦を解禁し地力の大幅向上を計る産業主義」「いろいろ条件が付きまとうが威力としては最大の核兵器ルートとなる核分裂」「空軍補強の無線通信ルート」の中継となっており、いずれも時代に先駆ければ世界情勢を一変させるには十分な威力を持つ 宇宙船ルートはインターネットルートと近い点もあり、ルートとしては「無線通信→コンピュータ→ロボット工学&人工衛星による軌道エレベータ作成」あたりが1パターンとして挙げられる 上記の理由もあり、ツリー進行上開発を避けにくい電気は余裕があれば秘匿しておくことで若干の足止め効果になり得る 内燃機関 - Combustion 分類 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cost) 必要技術 解禁技術 解禁ユニット 解禁建造物 その他の効果・解禁 生産系 3600 鉄道 飛行機 (+ 物理学)プラスチック (+ 産業主義) 輸送艦駆逐艦(BtS)攻撃型潜水艦 (+ ロケット工学、無線通信) (BtS)公共交通機関クリエイティブ建設 (+ 企業) 鯨を陳腐化 油井(タイル整備)石油を有効化 油田をできるだけ早期に解禁、確保するためにできるだけ速く研究しておく必要がある。 この時代の制海権確保のためにも重要な技術なので、海洋国家は必ず手に入れて置くように。 内燃機関に向けてまっすぐ開発できた場合は世に戦艦が登場するよりも駆逐艦登場を早く出来るため、海戦の環境を一変できる。 加えて飛行機の解禁を兼ねているため、このルートを先行させることは陸軍の増強をを最低限に抑える代わりに空軍海軍を一気に増強する戦略のルートといえる。ライフリングを自力開発せずに交換でまかない、代わりに機関銃兵で自国を防備、飛行機入手後ファシズムを入手し歩兵&空挺部隊+飛行機+カノン砲といった変則的な編成もツリー進化的にはあり得る クリエイティブ建設はハンマー+文化のボーナスなので若干クセがあり、鉄資源以外はなかなか頻繁には発掘できない資源であるため使いどころが問われる コンピュータやロボット工学を目指す宇宙船勝利ルートの為にも経由が必要となるが、平和的勝利を目指す場合の内燃機関はあまり有用ではない為、先に大量生産ルートを目指したほうが無難かもしれない。ただしテクノロジー交換材料として出す当てがある場合(好戦的友好国が居る場合等)はその限りではない 核分裂 - Fission 分類 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cost) 必要技術 解禁技術 解禁ユニット 解禁建造物 その他の効果・解禁 科学系 8000 電気 エコロジー (+ 生物学)核融合 (+ 光ファイバー) ICBM (+ ロケット工学)(BtS)戦術核 (+ ロケット工学) 原子力発電所マンハッタン計画 ウランを有効化 宇宙船の部品への通り道だがいかんせん即時研究するには高すぎる。 研究中及びその前後では敵の攻撃を警戒するために外交には特に気を配るように。 ロケット工学と合わせて開発するといよいよ核ラッシュが可能となる。国連決議による製造禁止のリスクや核攻撃をするごとに友好度が下がる等のリスクはあれども、兵器としての性能は抜群であり、環境さえ揃えば核による勝利を収めることも難しくない 核戦争を行う為にはマンハッタン計画を完成させる必要があるため、侵略プランとしてはそのラグを踏まえておく必要がある。陸海軍を駆使し数ターンで全土を死の灰で埋め尽くし侵略軍によって大半の都市を消し去ることが出来れば世界からの核による反撃を最小限にとどめることが出来る 宇宙船勝利を目指す場合は核融合&エコロジーの為の中継点となる。インターネットによって核分裂が会得できるに越したことはないが、核融合およびエコロジーは宇宙船勝利を目指すプレイヤーにのみ有用なテクノロジーであるため、結果として(核攻撃を目論む国以外は)宇宙船開発狙い以外で核分裂は取らないことになり、インターネットで核分裂を得られた場合は逆に宇宙船競争に負けている可能性があるため注意が必要 蒸気機関 - Steam Power 分類 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cost) 必要技術 解禁技術 解禁ユニット 解禁建造物 その他の効果・解禁 生産系 3200 化学共通規格 大量生産 (+ 企業)鉄道 (+ 鋼鉄) 甲鉄艦 (+ 鋼鉄) 堤防 アヤ・ソフィアを陳腐化 労働者のタイル整備速度+50%石炭を発見 この技術を取らずにゲームを終了してしまう事もままある。 製材所を建てている最中であればある程度有用なテクノロジーであるが、製材所作りが終わっていた場合も鉄道を敷く仕事がまだ残っているため悲観することはない。 装甲艦は移動力の低さをどう補うかがポイントになる。主要都市の海上封鎖をやめさせるには不足はないが逃げる艦隊に追いつけない点に注意 堤防は川沿いに都市を建てているほどにボーナスが大きく、プチ普通選挙といったところ。とくにオランダはダイクによって実質的に全沿岸都市にモアイ像が建つことになり俄然列強と化す 石炭が発見出来なかった場合、今後のハンマーボーナスに若干の支障が出る ツリーのルートとしては「ハンマーのボーナスが格段に増え始め、歩兵が闊歩し始める大量生産」と「鉄道による補給軍集結のスピードUP且つ長距離砲か海兵隊が出るまでの防備軍としての性能の高さを生かす鉄道」の2種類があり、同じ軍事進化であった場合でも方針が全く異なる点が面白い。宇宙船勝利を目指す場合でもどちらにも分岐しうる点も興味深い 鋼鉄 - Steel 分類 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cost) 必要技術 解禁技術 解禁ユニット 解禁建造物 その他の効果・解禁 生産系 2800 鉄器化学 鉄道 (+ 蒸気機関)長距離砲 (+ 物理学、施条) カノン砲甲鉄艦 (+ 蒸気機関) 乾ドック製鉄所 - この時代ではコストが安めの技術、おまけにカノン砲はこの時代での防衛戦で大変重宝するため劣勢の時には率先して研究する事になるだろう。 カノン砲は自身の戦闘力の高さに加えて都市の防御力をものの数ターンほどで消し飛ばす火力の高さが持ち味。ライフル兵が作れない場合でもカノン砲中心でのスタックを組めば都市陥落に不都合はない 製鉄所を作る場合は生産都市が一つ埋まってしまうため、戦争自体のタイミングを考慮するなり、大技術者による建築ブースとを使ってショートカットしてでもカノンラッシュを決めるかの判断が必要となる。 補足としては「核戦争でも起こそうとしていない限りは軍事生産力250~260以上のハンマーは要らない」ことであり、製鉄所+英雄叙事詩の組み合わせを行った生産都市は多くの場合ハンマーが溢れてロスとなっている点に注意。遺産系を考慮してNO1生産都市に製鉄所を建てた場合は、それ以外の都市に英雄叙事詩を建てた方が効率が高いことは多い(大将軍による士官学校も同様) 乾ドックは半端なハンマーを保有する沿岸都市などに有用だが、その不衛生+1に後々泣かないように ツリー的にはここから「アンチ機関銃兵としての長距離砲(カノン砲ラッシュでも大抵差し支えないが唯一機関銃兵がこの時代の大敵となるため)」 あるいは「空軍への防備&核武装&宇宙船勝利をにらんだロケット工学」のためとしての長距離砲 もう一方は「防備軍として優秀な機関銃兵を持ちつつ内政を固めるための鉄道」となる 鉄道 - Railroad 分類 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cost) 必要技術 解禁技術 解禁ユニット 解禁建造物 その他の効果・解禁 生産系 4500 蒸気機関鋼鉄 内燃機関 機関銃兵 (BtS)マイニング鉱業 (+ 企業) 鉄道を敷設可能(石炭か石油が必要) わざわざ自前で研究するよりはマンサやガンジーを脅して分捕る事が多いかも。 マイニング社は比較的多く取れる鉱物等をハンマーのみに換算するため、自国外国ともにばら撒きやすい点がメリット。約丘陵一つ分のハンマーを経費で払うことの良し悪しを計るのは計算も楽かもしれない 鉄道は移動力が飛躍的に上昇する他、一時的に工房に座を奪われた鉱山が再び価値を取り戻し、製材所のハンマーも十分なものとなるため、ここも労働者オートを1回切って生産都市から重点的に鉄道を敷いた方が効率がいい 機関銃兵はこの時代の防衛の要であり、性能自体も一風変わっている。 まず最初にそもそもライフリングを必要としない点が面白く、 加えて火器ユニット扱いでない為、火器ユニットへのボーナスを持った敵との戦闘に補正を受けない。 さらに攻城兵器による副次的損害を受けないため、機関銃兵に戦闘力で負けているカノン砲ラッシュは機関銃兵の前には無力になりやすい。 対火器ユニットに+50%が付いているため、対歩兵(20)にも戦闘力では勝てる。 おまけに先制攻撃1が付いている。都市駐留を持ったユニットを機関銃兵にアップグレードした場合、比較的少数でも磐石な防衛が可能となる。 機関銃兵を倒すには「機関銃兵に+50%補正」と名指し表記されている海兵隊&「火器ユニットではない上に純粋なパワー勝負で勝っている戦車」等(=産業主義以降のユニット)か、あるいは「機関銃兵に副次的損害は与えられないものの攻城兵器に対して+50%を持っているために直接戦闘でならアンチユニットとして働く」長距離砲を出すしかなく、ツリーを駆け抜ける時間稼ぎとしてのポジションは十分に任せられる。 ちなみに時代遅れにさえならなければアンチユニット長距離砲を持っていない国に対しては改善荒らし部隊としての能力も高く、攻守ともにトリッキーな使い方が可能となる 宇宙船勝利を目指す等内政的意味合いでのツリー進化ならば内燃機関に進むのは産業主義後の方がいいかもしれないが、交換する当てがあるのであれば鉄道や内燃機関をトレード材料に出してしまいコンピュータを目指したほうがいいケースもある 長距離砲 - Artillery 分類 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cost) 必要技術 解禁技術 解禁ユニット 解禁建造物 その他の効果・解禁 軍事系 4000 物理学鋼鉄施条 ロケット工学 (+ 施条) 長距離砲(BtS)対戦車兵自走砲 - - BtSでは長距離砲以外にもこの技術を必要とする軍事ユニットが増えた。 比較的早期にカノン砲から長距離砲へのルートがあるのはアンチ機関銃兵としての役割を持っているからという理由もあるだろうが、戦力としては「対戦車歩兵」「長距離砲」、加えて次のテクノロジーにあるロケット工学による「SAM歩兵」といった具合にアンチ系ユニットのラインナップが揃っており、攻撃的なスタイルではない勝利条件を狙う際の防衛軍の組成に一役買う 長距離砲は歩兵駐留都市に攻め込む場合カノン砲に比べて帰還率が高いので、必要ハンマー量は1,5倍ではあるが量より質のスタイル時には頼りになる 戦術にもよるが長距離砲等の攻城兵器と核攻撃は相性がよくないことに留意 大量生産 - Assembly Line 分類 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cost) 必要技術 解禁技術 解禁ユニット 解禁建造物 その他の効果・解禁 生産系 5000 企業蒸気機関 ファシズム (+ ナショナリズム)産業主義 (+ 電気) 歩兵 (+ 施条) 工場火力発電所ペンタゴン - ペンタゴンは近代戦争を行う際に結構役に立つ。 工場も生産面で結構重要なので内政屋、戦争屋を問わず重要な技術だろう。 工場&エネルギー供給が出来ると都市算出ハンマーが大幅に上昇する(+25%+50%)。問題は衛生面だが、衛生を上げる手もあれば食糧供給を増やすことで強引にカバーする手もあるため、環境保護主義を採用する以外にも工房を潰して農場にするなり、早めに生物学を手に入れるなりの手も有用となる 機関銃兵さえ出ていない国であれば(鉄道も敷かれていないこともあり)攻城兵器+歩兵の単純なラッシュであってもその戦闘力の高さから通用する上、工場により歩兵量産ペースが上がっていることで多少の犠牲は供給によって間に合わせられるようになる ペンタゴンは制覇系の勝利条件に加速している時等に多数ある生産都市のひとつを使って建設するには適しているが、生産都市が少ない状況でそのラインを一つ止めてしまうのは一考の余地がある。その場合は次の軍事テクノロジーまで開戦を遅らせたる案もあるが、時代に先駆けて歩兵が出るようであれば素直にラッシュ兵を揃えたほうが無難かもしれない(アップグレードによる歩兵収集等も選択肢に入れつつ) ストレートに大量生産に進んだ場合は産業主義は若干遠いが、工場+エネルギーによるハンマーの増加は先駆けた単一兵科ラッシュを後押しする為、生産能力を止めないためのファシズムにツリーを進め厭戦感情を0にして制覇を狙う手もあるが、機関銃兵ルートを辿る国があった場合はさらなるテクノロジー進化が不可欠になりやすい 産業主義 - Industrialism 分類 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Cost) 必要技術 解禁技術 解禁ユニット 解禁建造物 その他の効果・解禁 生産系 6500 電気大量生産 プラスチック (+ 内燃機関) 海兵隊 (+ 施条)戦車 (+ 施条)戦艦 (BtS)工業団地 象牙を陳腐化 アルミニウムを発見 難易度によっては医術並みに優先度が低い。 戦車を使う場合は内燃機関+石油を必要としてしまうため若干遠いが、海兵隊と戦艦(ウラン)ならばすぐに出せるため、「飛行船+戦艦+海兵隊+歩兵」という最低限の陸海空軍で強襲をかけることは可能 海兵隊はそもそもの基礎戦闘力の高さに加えて機関銃兵と長距離砲へのアンチ性能を有している。ただしアップグレード未考慮の場合歩兵に対する直接戦闘は若干不利である点に注意。 方針としては歩兵ではなく機関銃兵&長距離砲での守備に当たっている国には海兵隊は無類の強さを発揮するため、歩兵+海兵隊+攻城兵器のスタックで行軍すると磐石 戦艦もまた駆逐艦に比べ戦闘力が高い為、内燃機関をストレートに走り海軍を牛耳っていた国の抑止として十分な働きを見せられる 石油を得て戦車が出る時代すなわちプラスチックが研究可能になると既に勝利条件を満たす国が出ようとしていてもおかしくない時代に突入する。非戦勝利を狙う場合は宣戦抑止力としての軍事力を戦車量産で賄っておくと広く便利 <<ルネサンスの技術へ 現代の技術へ>>
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亀山ゼミ文献報告 2012年1月21日 太田和彦 第7章「社会を変えるには」前半 (『社会を変えるには』430~445頁) {「社会を変えるには」というテーマについての小熊のコンセプト: 「社会を変えるには、選挙と投票で法案を通すしかない、社会運動やデモは無意味だ、という発想は狭い」。} ◆「国体」という考え方(430頁) 終戦直前の日本政府の最大の関心事は「国体護持」だった。日本を守ることは天皇を守ることと同義であり、その背景には、「王の身体が王国を表現している」という考え方の他にも、天皇を守ることが日本の体制、自分自身の地位を守ることと漠然と一体になっていたこと、内務省の権限の問題などがある。こういう考え方であれば、国民がいくら死のうとも、デモをしようとも問題にならない。 「国体」は、所属している「われわれ」によって異なる。株取引市場や霞が関、永田町のみで閉じた人間関係で、政治や政治報道が行われていた時代は、もはや社会基盤を失っている。 ◆現代において「社会を変える」とは(433頁) 「社会を変える」とは、所属している「われわれ」によって異なる。逆に言うと、現代では「われわれ」がばらばらになっているので、これを変えれば(王を替えれば、議会で多数派をとれば)社会が変わるというものがない。 しかし、現代の誰しもが共有している問題意識として、「誰もが『自由』になってきた」、「誰も自分の言うことを聞いてくれなくなってきた」、「自分はないがしろにされている」という感覚がある。これを変えれば、誰にとっても「社会を変える」ことにならないだろうか。 ◆現代日本の「格差」意識(434頁) この問題意識は、再帰性の増大の問題(第6章)として、ポスト工業化した社会では共通した問題であるが、それぞれの地域に特徴的な構造によって現れ方が異なる。 例えば、日本では「格差」という言葉が流行しているにもかかわらず、反感は大金持ちに対してではなく、公務員や正社員に向けられている。これは、格差があるという感覚は、現金収入の不公平だけによるものではなく、「自分はないがしろにされている」という意識の表現でもあるという点をふまえる必要がある。(cf.アメリカの2011年の金融街占拠「われわれは99%だ」、エジプトの政変は若く高学歴でも職がない人々が始めた、「われわれは多数派なのに恵まれていない」ことを主張する移民排斥運動) 現代日本では、1960年代から80年代に築かれた、日本型工業化社会(第1章)が機能不全になりつつもその構造が残っているため、ある「既存の枠」に入れば政治的にも意見を代表してもらえるという通念がある。正社員、公務員、生活保護受給者などの「枠」で保護されている人が、「枠」から漏れた人に恨まれるという構造がある。(だから、「枠」の外で「実力」で高い収入を得ているように見える人は恨みの対象にはならない) 国家のなかで役割や居場所を失った人は、やがて既得権批判を掲げる僭主を支持するようになる。(第4章、プラトン『国家』) ◆現代日本で「社会を変える」とは(438頁) 「誰かが変えてくれる」:現代社会では、中央制御室にあたるものはない。首相だけ替えても社会は変わらない。既得権者から分け前を与えるという僭主への期待はいずれ裏切られる。 「他人のほうが恵まれている。分け前をよこせ」: 国民一人あたりの公務員の数は先進諸国では少ないほう。正社員を増やせという要求はもっともだが、「正社員」と「非正規」の格差はいつまでも残る。不満を持つ人は「失業者」「非正規」「母子家庭」というカテゴリーごとにカバーしようという発想も限界(第6章)、カテゴリーがある限り、「格差」意識はなくならない。 →「自分はないがしろにされている」という感覚を足場にして、対話と参加をうながし、社会構造を変え、「われわれ」を作る動きにつなげていくことが必要。 現代日本における脱原発運動は、日本型工業化社会を支配してきた独占企業・行政・政治の複合体が「自分をないがしろにしているもの」の象徴となっている。単に原発を止めるだけなら政治家にまかせればいいかもしれないが、脱原発をきっかけに各種の行動や議論がおこり、気運が高まってくれば、原発を止めることにとどまらない「社会を変える」運動につながっていくだろう。この問題を入口にして、他のテーマまで広げていくのが、少なくとも当面はよいのではないか。 日本社会は一枚岩ではないので、「何が問題かは」それぞれ異なる(沖縄の基地問題など)。しかし、声をあげられるところからあげていくほうが、声を上げやすくなる流れを作ることで遠い場所の支援にもなるだろう。 ◆「いい幹事」より「鍋を囲む」(445頁) 「運動や対話や参加という面倒なことを人間はやらない」ので、「優れたリーダーに期待したい」、「市場から個人が自由選択するべきだ」という主張の前提には、ある場に参加して何かを一緒に作るという快楽が含まれていない。 [ここまではコンセプト、ここからはノウハウ] ◆社会運動の諸理論(450頁) 社会運動研究は、1960年代から70年代以降、労働運動とも政治運動とも異なる運動が現れてから多くなされてきた。以下は、社会運動のためのノウハウを紹介する。 ●「資源動員論」:運動体が目標とする変革のために、どういう資源を動員し、どういう組織で、どういう戦略で敵手と闘うかを重視する社会運動の方法。つまり、使える資金、参加する人的資源、活用できる知的資源、外部の資源へアクセスするネットワーク、意思決定者へのコネクション…などの「資源」について、敵方がどのような資源をもち、味方の資源をどのように動員していくかの戦略を立てる。 ●「政治的機会構造論」:政治システムが開放的かどうか、情報公開は行われているか、政治過程へのアクセスが可能か、有力な同盟者は存在するか、権力をもつエリートたちの内側は安定しているか/分裂しているか…などを考慮して、目的の達成を目指す社会運動の方法。 ◆争点関心サイクル(451頁) ●「争点関心サイクル」:ある運動が盛り上がったあとで、飽きられるという現象を理論化したサイクル。①問題が一部で警告されていても広く知られていない時期 → ②突発的な事故などで広く問題が認知され、関心も運動も盛り上がる時期 → ③問題を解決するうえでの経済的コスト、政治的コスト、手間や労力が大きいことが認知されるようになり、コストが高すぎると認知されると関心が減退する。運動の持続のためには、コストに対する認知への対応、実現可能な代替案の提示、着実な運動の成果が必要となる。 ◆情報の二段の流れと「イノベーター」(453頁) ●「情報の二段の流れ」:直接にむずかしい情報を受け取らない一般人よりも、知識や関心の高い官僚や知識人(オピニオン・リーダー)に働きかけたほうが、影響力が強いことがありうるという、マスメディアの効果に関する理論。 ●「イノベーター理論」:新製品や新サービスの市場浸透に関する理論。消費者のうちの2.5%の革新者、13.5%の初期採用者がその製品を買った後で、34.0%を構成する前期追随者にまで広がると、社会全体に広がり始めるというもの。このイノベーター理論を運動論に援用すれば、関心はあるけれど知識がない、知識はあるが行動するのはためらう、という層をターゲットにしたアピールが、結局は全体を変えていくということになる。 ◆フレーミング(455頁) ●「フレーミング」:「問題の認識」の仕方を変えていくことが運動にとって重要であるという理論。人間は現実世界の複雑性を縮減して、図式化して理解している。その認識の枠組みを変更し(多くの場合、対抗相手が提示している認識枠組みとは異質な枠組みを提示すること)、運動の発展につなげる。 ex.)沖縄の普天間基地移転問題:「戦争につながる基地反対」→「ジュゴンを危惧」 ダム建設:「豊かさより自然を守れ」→「作る作らないは住民投票で決めるべき」 西ドイツの緑の党:「われわれは右でも左でもない、前だ」 ・水俣病問題で、石牟礼道子が果たした機能? ◆構築主義と主体形成(456頁) ●「構築主義」:「問題」はもとからあるものではなく、提示やコミュニケーションによって初めて「問題」として構築されていくのだという考え方。誰も「問題」だと思っていなかった個別の事態を「問題」として認識する仕方を作ることで、個別にやっていた人たちがその認識をもとに結び付いて「問題」を共有し、運動を形成する「われわれ」が作られていく。 ex.)女性の性役割、過労死、マルクス主義の階級闘争論 ◆モラルエコノミー(458頁) ●「モラルエコノミー」:人間はどういうときに運動に立ち上がるのかという学説のひとつ。人間は困ったときに立ち上がるのではなく、自分たちの世界認識や倫理の秩序を侵されたときに立ち上がるというもの。モラルの秩序は、時代や社会によって異なる。 ex.)リーマンショック後の、政府の銀行への公的資金注入が、2011年のアメリカのウォール街占拠を引き起こした。 問題を訴えるときには、社会構造や倫理秩序を見極めたうえで「問題」として認知されるようにしたほうがベター。そうでないと「あなたは大変だけれど、私は関係ない」という反応になりがち。 ◆アプロプリエーション(459頁) ●「アプロプリエーション」:あるモラルエコノミーが存在している社会で、その社会でよく知られているものを「流用(appropriation)」して運動の目的を訴えかけること。 ex.)聖書の言葉の引用。慶応大学での学費値上げ反対運動での「福沢精神」。成田空港反対運動で歌われた「ふるさと」 ◆各運動理論をどう評価するか(461頁) 「資源動員論」、「政治的機会構造論」:運動を合理的に理論化・戦略化できるものであり、有効な部分が多い。その反面、状況や環境を把握して、資源を効果的に動員されば、目標達成ができるはずだという前提がある。やや機械的・個体論的な考え方といえる。 「争点関心サイクル論」:当てはまる部分も多いが、「社会問題が飽きられる」という現象について、「やっても成果が出ないので疲れた」という説明しているが、本当にそれだけか。 「情報の二段の流れ」:1940年のアメリカの大統領選挙の調査分析から導かれた理論。有力者の言うとおりに一般人が動いてくれる社会なら、この理論の通りになるが、現代で適用できる範囲は狭まっている。 「イノベーター理論」:一種の経験則であり、状況が変わってくると、遅滞者に見えた人が熱心に動いたりするので、固定的なカテゴリー分けは考えもの。 「フレーミング」、「構築主義」:どうすれば支持や共感が広まるのかという運動にとって重要なトピックを理論化したことに大きな貢献がある。しかし、どういうフレーミングが有効なのかについての定説はない。 「モラルエコノミー」、「アプロプリエーション」:言語や文化で区切られた社会集団ごとに、特定の価値体系は存在している。それに訴えかけて成功した例が多い、という趣旨。では、その価値体系は変化しないのか、あるいは作ることはできないのか。 ◆理論の使い方(465頁) 万能の理論はなく、現実の一部分しかカバーすることはできない。しかし、ある理論がどういう前提に立っているかを知れば、それが適用できそうな範囲と、適用できない領域の見当がつく。それぞれの特性を理解して、組み合わせればよい。 「資源動員論」、「政治的機会構造論」:組織や制度がしっかりしており、人間がその制度に従って形式合理的に行動する領域には向いている。官界や政界、自治体などに働きかけ、制度的な目標わ達成したいときに有効。 「情報の二段の流れ」:地方の小都市や村落など、構成員が必ずしも合理的には行動しないけれど、権威関係や共同体がはっきりしている地域では有効。 「フレーミング」、「構築主義」:問題を提起するときには「構築主義」、形成逆転が必要なときは「フレーミング」が有効。 「モラルエコノミー」、「アプロプリエーション」:形式合理的な利害や情勢判断で動いてくれない相手に対して、権威関係とは別のところから働きかけるときに有効。制度的な目的達成よりも、イベントやデモなどに広く注目を集めたいときに向いている。 ■感想と論点 本章で述べられていることと太田自身の博士論文とは、社会問題を考えるうえでの道具立てが多く共通しているので、フレーミングの位置づけなどを説明する参考になった。社会運動を展開していくうえで、運動の内部/外部を調整していく(小熊の喩えでは、「みんなが参加して何かを作ることができる“鍋料理”の会場を設定する」)方法について、概観できる本章は、「関心はあるけれど知識がない、知識はあるが行動するのはためらう」層への働きかけとして有意義だろう。 その一方で、ポスト伝統社会における「見境のない再帰性」のなかで、人々の能動性そのものが変質しつつある(超越的な法や想像的な他者を意識した能動性は減衰し、ただ目の前の他者だけに向けてサーヴィスするという形でしか、能動性が発揮されなくなる)、というギデンズの指摘をふまえれば、現代は、ある運動が、「ないがしろにされた」と感じる人々の吹き溜まりと化す可能性もスピードも、相当に高い社会であるといえる。(小熊の喩えを用いれば、“鍋料理”に参加している人が、熱のこもった言葉で“鍋”をすることの理念を語りつつ、しかしその目は死んでいて生気がない――ということが起こりやすい) 局所的・短期的な能動性に閉じるのではなく、広域的・長期的な能動性を可能とするような、調整の軸となる対象を、どのように設定していくかが、これからの非管理型の運動の展開において重要であると考えられる。 ■その他の論点 大会社の忘年会のような“大宴会”のイメージは、事務局、執行部がしっかりある労働運動。運動全体を管理するのは一部のエリート。 “鍋パーティー”のイメージは脱原発・官邸前デモか? 集まったそれぞれの“鍋”のなかには、女性問題や労働問題に主に携わっているサークルもあるが、そういう人々が集まることの正当性を担保するマスターフレームを示す(この場合は「脱原発」)のが、ということ。
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